【情報】 最新Web脆弱性トレンドレポートのEDB-Report(2月)がリリースされました。

2018年2月に公開されたExploit‐DBの脆弱性報告件数は、88件でした。この中で最も多かった脆弱性が公開された攻撃はSQL Injection(SQLインジェクション)です。特に、Joomla Componentで51つの脆弱性が公開されました。この中で、注目すべきことは”Joomla!Component JTicketing 2.0.16‐SQL Injection”脆弱性です。当脆弱性は、url encodingとbase64 encodingを混用し、攻撃データが挿入される攻撃です。当脆弱性を予防するために最新パッチとセキュアコーディングをおすすめします。しかし、完璧なセキュアコーディングは不可能であり、持続的にセキュリティを維持するためにはウェブアプリケーションファイアウォールを活用した深層防御(Defenseindepth)実装を考慮しなければなりません。

ペンタセキュリティが毎月(年12回)提供しているExploit-DBのWeb脆弱性項目をもとにしたトレンドレポートです。本レポートは、世界的に幅広く参考している脆弱性関連のオプーン情報であるExploit-DBより公開されているWeb脆弱性について、ペンタセキュリティのR&Dセンターのデータセキュリティチームの専門的知識と経験を活かし作成されています。

EDB-Reportは、各脆弱性を対象とし危険度および影響度を分析し、特定のWebアプリケーションにおけるDependency(依存度)まで提示しているため、専門的知識を持っていない一般のお客様でも脆弱性のトレンド情報を理解することができます。

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