ICBC 2019で事業者向けの仮想通貨ウォレット「PALLET X」が紹介されました!

皆さん、こんにちは。

 

ペンタセキュリティが2019年5月14日から5月17日まで韓国のソウルで開かれた国際ブロックチェーン・仮想通貨カンファレンスである2019 IEEE International Conference on Blockchain and Cryptocurrency(以下、ICBC 2019)に参加し、事業者向けの仮想通貨ウォレットのPALLET X(パレット・エックス)を紹介しました。

 

ICBC 2019は世界最大専門職団体であるIEEEがスポンサーする初のブロックチェーン・仮想通貨関連技術カンファレンスです。 IEEEは 電気工学を源流とする通信・電子・情報工学とその関連分野に貢献する世界最大の技術専門家組織を称します。

 

<ICBC 2019に参加したブロックチェーン事業本部のシン・サンギュ氏、ナム・ミンウ氏>

 

今回のICBC 2019は技術カンファレンスと国際学術大会を兼ねて行われました。全世界のブロックチェーン研究者らから提出された論文およそ160編の中でICBC組織委員会の審査を通った31編がテクニカルセッションで発表されました。そこにはイーサリアム(Ethereum)を開発したヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が第1著者として執筆した論文も含まれていて、関係者からの高い関心が寄せられました。

 

また、会場ではグローバル企業、ソリューションベンター、研究機関、オープンソースプロジェクト、学会によるキーノート、チュートリアル、テクニカルペーパプレゼンテーション、ポスター、デモ、展示会も行われ、グロックチェーンに対する産業動向、最新研究などの有用な情報を得ることができました。

 

 

ペンタセキュリティは今回のICBC 2019にスポンサーとして参加し、事業者向けの仮想通貨ウォレットのPALLET Xを紹介しました。

 

ブロックチェーン上に記録されている全ての取引はユーザの秘密鍵と公開鍵によって成り立ちます。したがって、鍵を安全に生成・保管・管理するために使われるウォレットは仮想通貨のセキュリティの核心とも言えます。

 

特に、仮想通貨取引所や仮想通貨を取り扱う企業においては更なるセキュリティ強化が求められます。PALLET Xは 鍵関連作業のすべてが外部からアクセスが不可能な信頼実行環境(TEE: Trusted Excution Environment)で実行されるため、資産を安全に保管することができます。さらに多数の管理者が存在する企業においては、仮想通貨ウォレットへのアクセスが安全に分離・統制される必要があります。PALLET Xは事業者環境に最適化されていて、多数の管理者に権限を与えることで多数の合意による仮想通貨管理が可能となり多くの企業から注目されています。

 

会場内のペンタセキュリティの 展示ブースにはたくさんの方々に訪ねて頂き、事業者向けのPALLET Xに対する強い関心を確認することができました。 

 

f:id:PentaSecurity:20190522140352j:plain

<ICBC 2019会場でPALLET Xを紹介>

 

今後、ブロックチェーンは仮想通貨を超え、金融・流通・エネルギーなどの様々な分野で用いられることになるでしょう。どのような形で使われても、ブロックチェーンが安全に実現するために必要な大前提はセキュリティです。

 

ペンタセキュリティブロックチェーンの未来可能性に注目し、ブロックチェーン研究所を設立するなど積極的なビジネスを展開しています。

 

これからもペンタセキュリティはユーザが安心して仮想通貨を 取引・保管できる安全なブロックチェーン環境を作るために頑張りますのでお楽しみください。

 

PALLET X(パレット・エックス)の詳細はこちら