【今のトピック】 世界有力企業のテック分野に関する最新動向とは?

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1.ザッカー―バーグ、VRを流行らせるだろうか?

 

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"Mark Zuckerberg: 'We want to get a billion people in virtual reality'"

 

フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカ―バ―グは、 仮想現実(Virtual Reality, 以下 VR)技術を活用した新しいヘッドセットを公開しながら、彼の未来ビジョンを発表しました。そのビジョンとは、これから10億名の人々が、VR技術を使うようにすることです。ある報道によれば、現在、売れたVRヘッドセットは、1000万個しかないです。その中で、フェイスブックが買収したオキュラス(Oculus)の製品は約100万個です。

 

今のVR市場の成長率は、当初の期待をかなり下回っています。 VRヘッドセットは、平均価格も約3万~6万円で、消費者には高く感じれる価格ですし、そして大半の消費者は、VRの製品を買う必要性も感じていない状況です。価格を下げても、一部のプレイヤーが不快感や吐き気を感じる、いわゆる「VR酔い」という、 VR製品がよく売れるために、解決すべきの問題が残っています。

 

フェイスブックの使用者は、現在20億名です。その半分である10億名の人々が、VR製品を使用させるのは大変そうですね。

 

2. 今年、注目されているのはアマゾン

 

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"Amazon has replaced Google as the company others are most worried about"

 

世界有力企業のグーグルとアマゾンは、米国企業のコンファレンスコール(電話で進行される会議)で、最も多く言及されている企業です。ですが、今年は、特にアマゾンの方が注目されているそうです。

 

テク専門メディアの「レコ―ド」の報道によると、今年米国のコンファレンスコールで、アマゾンは2,090回、そしてグーグルは1,500回言及されました。ここでいうコンファレンスは、一般公開に共有された実績発表、株主総会などの会議です。

 

アマゾンはどうやって、グーグルより信望を受ける企業になったのでしょう?

 

去年の夏に確定された、オ―ガニックフ―ド、ベジタリアン・フ―ドなどを売るグロサリ-・ストアである、オ―ルフ―ズ・マ―ケットを買収した影響が大きいそうです。この買収で、オンライン上だけではなく、オフライン上でもアマゾンを見るのができます。最近、アマゾンの第二本社建設計画発表も、アメリカの大都市居住者たちの注目を受けています。

アマゾンのCEOジェフ・ベゾスは、去年の夏、一時的だったとしても、ビル・ゲイツを飛ばして、世界大富豪ランキング1位になった時もあります。現在は2位だそうです。

 

アマゾンみたいに成功したい企業も、アマゾンの成長で不安を感じる企業も多そうですね。

 

3.ついに異なる人々の声を区別できるようになった「アレクサ」、問題点はないか?

 

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"Amazon's Alexa can recognize the voices of multiple users"

 

アマゾンが企業生活やマスコミプレ―が先なら、グーグルは新技術の発表が先だそうです。

 

アマゾンのAIアシスタントである、「アレクサ」の音声認識技術の最新アップデートが公開されました。もはや「アレクサ」は、様々な使用者の声を同時に認識し、各使用者向けのメッセージ送信や音楽推薦などのサービスを提供します。家庭や事務室にある、共用スピ―カ―の使用感向上のために、追加された機能だそうです。

 

ですが、アマゾンが発表した新技術は、実に言うと新技術ではありません。グーグルのAIアシスタントは、すでに去年の4月から、多数の使用者のための機能をサポートしてきました。

 

今まで、AIアシスタントの市場1位を維持してきた「アレクサ」ですが、これからも1位のままにいるのか、グーグルが1位になるのかが気になりますね。