皆さん、こんにちは。
久しぶりに皆さんに嬉しいお知らせをお伝えいたします。
4月5日、ペンタセキュリティの新しい研究所が設立され、開所式を行いました。
今回の研究所設立により、ペンタセキュリティは3つの研究所を保有することになり、あらゆるセキュリティにおいて専門性を持ちながら、必要とする分野に対応できるようになりました。
既存のペンタセキュリティR&DセンターとIoTセキュリティR&Dセンターに続き、今回設立された研究所は、ブロックチェーン技術の開発と研究を主にするペンタブロックチェーン研究所(PEBL;Penta Blockchain Lab)です。
今回の設立は、金融・貿易など、分野を問わず様々な事業と業界から脚光を浴びているブロックチェーン技術を、さらに多様な分野で安全に使えるようにするセキュリティソリューションや製品を研究・開発するためです。
ペンタブロックチェーン研究所(PEBL)の紹介に先立って、まず、既存の研究所についてもご紹介いたします。
ペンタセキュリティR&Dセンター
(PENSL;Penta Security Technology Lab)
ペンタセキュリティ創立後、数多い製品やソリューションの根幹になる技術を研究・開発してきた、ペンタセキュリティ初の技術研究所です。1998年設立された以来、データ暗号化技術やWebセキュリティ技術、認証技術など、ペンタセキュリティの主要技術開発に大きな影響を与えたところとも言えます。ペンタセキュリティは全職員の約60%が技術開発人力で構成されているほど、技術研究に力を注いている企業ですが、これを可能にしたのがまさにPENSLとも言えます。
PENSLから開発された技術は現在、データ暗号化ソリューションのD’Amo(ディアモ)や独自開発したWebアプリケーションファイアウォールのWAPLLES(ワップル)の基盤技術となっています。
WAPPLES(ワップル)は、既にアジア・パシフィック地域のマーケットシェア1位のWebアプリケーションファイアウォールとして、その技術力をに認められるソリューションです。また、約5300個の累積レファレンスを持っているD’Amo(ディアモ)は、韓国初のデータ暗号化ソリューションとして、定型データだけではなく、イメージや画像などの非定型データも暗号化し、個人情報をさらに安全に保管します。最近は、ヨーロッパでGDPR(General Data Protection Regulation、EU一般データ保護規則)*の施行により、暗号化ソリューションへのニーズも高まっています。
*GDPR(General Data Protection Regulation、EU一般データ保護規則) :
各ソリューションに対する詳しい内容は下記のリンクからご確認できます。
*WAPPLES(ワップル)の詳細はこちら
*D’Amo(ディアモ)の詳細はこちら
IoTセキュリティR&Dセンター
(PICL;Penta IoT Convergence Lab)
PENSLの設立後、2番目で設立された研究所「IoTセキュリティR&Dセンター(PICL)」は、その名称からも分かるように、IoT関連の技術を研究・開発するところです。モノのインターネット(IoT)への関心が高まって、IoT関連の特許や知的財産権に対する重要性と事業化のための法律などの議論が盛んでいた2015年、ネットと繋がるデバイスやシステムのセキュリティの重要性が徐々に高くなることを予想したペンタセキュリティはPICLを設立しました。ここでは、モノのインターネット(IoT)を中心に融合セキュリティ領域での新しい技術研究と製品開発を本格的に進めるため、既存の暗号化技術を新しいIT環境に適用させ、自動車セキュリティやディバイス認証などの技術開発に取り込んでいます。
現在、PICLで開発されている代表的なソリューションがスマートカーセキュリティソリューションである「AutoCrypt(アウトクリプト)」です。
次世代高度道路交通システム(C-ITS:Cooperative-Inelligent Transport System)におけるセキュリティ通信のための統合セキュリティソリューションであるAutoCrypt(アウトクリプト)は、韓国の様々な都市の自律走行道路構築事業に参加し、セキュリティシステムを構築するなど、スマート道路構築事業をリードしています。その他にも電気自動車の充電インプラセキュリティや車両内部のセキュリティなど、スマートカーの多様な領域のセキュリティを提供します。
ペンタブロックチェーン研究所
(PEBL;Penta Blockchain Lab)
今回設立されたペンタブロックチェーン研究所(PEBL)は、ブロックチェーン関連技術を研究・開発するために設立されました。ブロックチェーン技術は、その安全性や透明性などのメリットのため、公共や医療、金融などの様々な分野で活用されています。そのため、多くの企業や機関で、ブロックチェーン技術を活用したシステムやサービス構築のために研究を進めています。
ペンタセキュリティでは、ブロックチェーン技術を活用した車両データ共有プラットフォームであるAMO(アモ)を始めに、多様なサービスやソリューション開発に力を注いています。
ペンタセキュリティでは、ブロックチェーン研究所の設立前から、ブロックチェーン関連のカンファレンスに参加し、ブロックチェーンを活用した技術や新しい環境構築のためのアドバイスなどをやってきました。これからはブロックチェーンの相互運用性および拡張性の研究などを進む予定です。
今回、新しく設立された研究所により、ペンタセキュリティが提供できるセキュリティ技術がさらに広まりました!:これから、皆さんに披露していく製品やソリューションをお楽しみにしてください。