先週、1月17日から1月19日までアジア最大規模の自動車技術展示会であるオートモーティブワールド2018(Automotive world 2018)が開催されました。
オートモーティブワールドは、新素材を活用した車両軽量化技術やコネクティッドカーに欠かせない情報通信技術(ICT)などに関する最新トレンドやソリューションを紹介する展示会です。去年961社が参加したこの展示会、今年は何と1,100社が参加しており、様々な技術を紹介しながら新たなパートナー探し・技術紹介を目的として活発だったんです。
去年に続けて、今年の2018年にもペンタセキュリティがコネクティッドカーEXPOに出展し、コネクティッドカーセキュリティソリューションのAutoCrypt(アウトクリプト)を紹介しました。去年は、日本で初めてAutoCrypt(アウトクリプト)を紹介する場として出展し、AutoCryptそのもののコンセプトの紹介と会社ブランドの広報に集中いたしました。しかし、今年は韓国でのプロジェクトや適用事例をセミナーで紹介したり実際にAutoCrypt(アウトクリプト)が作動することをデモンストレーションとして見させていただく機会を持ちました。
なお、AutoCrypt(アウトクリプト)だけではなく、2018年1月からリリースしたIot環境向けの証明書発行ソリューションのAuthentiCA(オーセンティカ)も紹介しました。
それでは、ペンタセキュリティの展示会風景、今から見てみましょう。
東京ビックサイトから開かれたオートモーティブワールド2018。
ゆりかもめの国際展示場正門駅で降りますと、東京ビックサイトと繋がっていて、すぐ展示場につきます。
ペンタセキュリティが出展したコネクティッドカーEXPOは、東ホールだったため、東ホールに向かって足を運んでいると、なんと、ペンタセキュリティのポスター看板がこういう風に登場!
長くない文章からもペンタセキュリティが持っている技術力に対する自信が出てきます。
ポスター看板に書いてあるように、E54-9のブースに向かっていきますと、ペンタセキュリティのブースが登場します。
今回のペンタセキュリティのブースコンセプトは、ペンタセキュリティの色を活用したブースです。
それでは、ブースの隅々までご紹介いたします!
ブースの全景です。
「セキュリティから始まる。そして、つなぐ。」は、ペンタセキュリティが持っているセキュリティに対するビジョン、とも言えます。
”先にセキュリティを実装していないままモノとモノをネットワークで繋ぐ、というのはとても危ない。ネットワークでつなぐ前にセキュリティが優先されていなければならない。”というペンタセキュリティの考えが込めています。
今回、ブースではAutoCrypt(アウトクリプト)の4つのソリューションの中、車両用ファイアウォールのAutoCrypt AFWと安全認証システムのAutoCrypt PKI、そしてこのAutoCrypt PKIを使う時の安全なV2X通信のデモンストレーションを行いました。
外部からの攻撃や悪性パケットなどを検知し、車両内へのを流入を防ぐAFWデモンストレーションの姿です。
ここではコネクティッドカーや電気自動車(EV)の認証に必要な証明書をすべて提供してくれるAutoCrypt PKIのデモンストレーションを行いました。
実際にAutoCrypt PKIが提供する証明書を選択し、自動車のECUに適用し、RSUと通信の際、どう使われるかを確認することができました。
ペンタセキュリティのブースにたくさんの方がご訪問していただきました。
コネクティッドカー技術は人の命と直結されるので、セキュリティへの関心もすごく高く、何よりもAutoCrypt(アウトクリプト)がパケット流失なしにリアルタイムで認証ができるというところや3,900個のレファレンスを持っている暗号化技術を採用しているというところが訪問者から注目されました。
イベント2日目の18日には東Cホールでセミナーを行いました。
AutoCrypt(アウトクリプト)の開発の軸を担当しているペンタセキュリティの技術所長からのプレゼンテーションで、テーマは「コネクティッドカー・EVでのサイバーセキュリティ適用事例」でした。
数年間コネクティッドカーセキュリティ技術の開発に取り組んできたペンタセキュリティのノウハウやコネクテッドカーセキュリティにおいて最も重要なことを解説し、未来の車に必要な課題を解説しながら、実際の適用事例を紹介する時間を持ちました。
こうやって3日間のイベントが終わりましたが、これからのAutoCryptの活躍も楽しみにしてください。
※ 発表資料は、近いうち、ご提供する予定です。