皆さん、こんにちは。
ペンタセキュリティが10月9日~11日まで東京ビッグサイトで開かれた「日経xTECH EXPO 2019」に参加しました。最近注目されているAI、IoT、ブロックチェーンなど、最先端テクノロジーと様々なビジネスを融合させて、そのクロス領域で起こりつつあるイノベーションを体感できる総合技術展示会として、3日間におよそ7万人が訪問する大型イベントとなりました。
ペンタセキュリティはその中でも、フィンテク、ブロックチェーン分野に特化した専門イベントである「FinTech&ブロックチェーン2019」に出展し、暗号資産ウォレットの「PALLET(パレット)」と、モビリティデータ共有プラットフォームの「MOBILEGENT(モビリジェント)」をご紹介させていただきました。
それでは、ペンタセキュリティのブースの様子をおみせしながら、出展内容についてもっと詳しく説明していきたいと思います。
まず、目に入るのはブースのデザインです。お客さんに集中してもらうために「PALLET」と「MOBILIGENT」のメッセージを強調しながらも、全体的にはホワイトとブラックを使ったシンプルなデザインに出来上がりました。
展示会の間、最も注目されたのは暗号資産ウォレット「PALLET」です。
「PALLET」は安全かつ利便性の高い分散型金融ソリューション(De-Fi)となります。暗号資産を取り扱う企業、取引所、または個人など、使用環境と目的に応じて選べる6つのラインナップとして提供されております。
今回のブースの見どころといえば、事業者向けのホットウォレットの「PALLET X]とコールドウォレットの「PALLET Z」でした。
特に、今年の3月、暗号資産に関する改正資金決済法により、仮想通貨交換業者に対し暗号資産をコールドウォレットに管理することが義務付けられたため、暗号資産を取り扱う企業から興味を持ってもらえました。
「PALLET Z」は大量の暗号資産を安全に保管できる事業者向けのコールドウォレットになります。暗号資産を送金するプロセスの実演デモを行い、ペンタセキュリティのセキュリティノウハウが集約された技術力をお見せすることができました。
PALLET Zはネットワークと完全に隔離された状態で動作するため、送金を行うには「ブリッジ」といったソフトウェアと「PALLET Zカード」が必要となりますが、「ブリッジ」で送金要請書を作成し、それを「PALLET Zカード」に保存した後、PALLET Zで移動させることで署名が可能に仕組みとなっております。
PALLET Zの特長としては1人から10人まで多数の管理者を指定することがあげられますが、それによって単独による不正行為などが不可能な仕組みとなっておりまして、大量の資産を扱う取引所や企業には最適な資産保管ソリューションになります。
また、個人ユーザ向けのモバイルウォレットの「PALLET M」、カードタイプの「PALLET C」等、ブース内に用意したデバイスを直接触って試してみることもできました。
「PALLET」の詳細はこちら
一方、「MOBILEGENT」への関心も高かったのです。
「MOBILEGENT」はモビリティデータを収集・分析し、モビリティ環境が作り出す新たな価値とサービスを提供するプラットフォームとなります。
従来のモビリティデータ関連のビジネスの場合、沢山のデータが生成・収集されてはいますが、実質的な活用度が非常に低かったのです。それに比べると、「MOBILIGENT」は車両及び交通インフラからさらに精密なデータを暗号化された環境で安全に収集し、AI分析を行って既存のサービスを革新的に改善することができるということです。
この先には、ユーザ同士に自由にデータを取引してもらうデータマーケットを形成し、多様な分野に拡張させることを目指しています。
「MOBILIGENT」にモビリティ関係の企業、データを取り扱う企業など、多様な分野の企業の担当者からのお問い合わせがありました。
「FinTech&ブロックチェーン2019」、3日間のイベントで「PALLET」と「MOBILIGENT」への関心から、日本のビジネスフィンテク、ブロックチェーンへの強い興味を持っていることが分かりました。今後もブロックチェーンビジネスは成長が見込まれていますので、ペンタセキュリティは豊富なノウハウと技術力に踏まえて、皆さんのビジネスの発展や拡張にお役にたてるよう努めていきたいと思います。
「PALLET」と「MOBILIGENT」へのご関心をよろしくお願いいたします。
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また、ご興味のある方々はお気軽にお問い合わせください。