Maria DBは、MySQLと同じソースコードを基盤にするオープンソースのリレーショナルデータベースマネジメントシステム(relational database management system)のことです。
今日はMySQL、PostgreSQLのようなDBMSの一つである、MariaDBを紹介したいと思います。MariaDBもまたMySQLのように、リレーショナルデータベースマネジメントシステム(relational database management system)、略して「RDBMS」です。MySQLと同一のソースコードをベースにしています。(【3分ITキーワード】 MySQL )
MariaDBは、オラクルが所有しているMySQLの不確実なライセンス現状に反発として作られたRDBMSです。MySQLの創業者の一人、中核的開発者のMichael “Monty” Wideniusは、MySQL ABを買収したサン・マイクロシステムズがまたオラクルに買収する中に変更された、開発指針などに関する意見の相違が生じて、新たにMariaDBを作ったと知られています。
MariaDBはMySQLと同質のソースコードを使っていて、使用法と構造がMySQLと同じです。名前が異なっているだけで、命令語や使用方法の全部がMySQLと同じです。(5.5バージョンまでです。)またユーザの便宜のために、MariaDBでは同一のMySQLバージョンとのバイナリドロップインの交代をサポートします。例えば、MySQL5.1はMariaDB 5.1、5.2、5.3と互換ができて、またMySQL5.5はMariaDB 5.5と互換できます。
それでは、果たしてMariaDBとMySQLの違いは何でしょうか？MariaDBは「GPL v2 ライセンス」に従う、純粋なオープンソースプロジェクトであるので、オラクルから自由であることがMariaDBだけの根本的な違う点です。MariaDBで使用するすべてのコードは、GPL、LGPL、LPGL、BSDのライセンスで作られているために、誰でも必要であればコミュニティを通じて、MariaDBをダウンロードして利用できます。
MariaDBはMySQLに比べて、一般ユーザが使いやすいと評価されていて、MariaDBの性能も広く改善された以来は、 MariaDBの使用者も急激に増加しているそうです。特に、ウィキペディアのような大型ウェブサイトが、既に使っていたMySQLの代わりとしてMariaDBを採用したり、世界最大級の検索エンジンのグーグルも、MariaDB財団に自社のエンジニアを派遣して、ソースやコミュニティなどについて積極的に検討する等、MariaDBは非常に速くMySQLを代替しているという評価です。
ペンタセキュリティシステムスでは、すでに2013年にマイディアモを発売して、MariaDBに対するセキュリティ対策を準備しました。MySQL専用データベースセキュリティソリューションである、マイディアモが既存のMySQL DB以外にも加えて、MariaDBのDB暗号化・復号化などの統合セキュリティを開始したものです。最近、PostgreSQLの暗号化・復号化機能も追加することで、さらにオープンソースのDBMSの暗号化・復号化を徹底的に実行します。マイディアモについての詳しい内容は、以下のリンクをクリックしてください！
