【セミナーレポート】韓国の実例から見えるスマートシティの在り方

皆さん、こんにちは。

 

この度、11月9日~18日に大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が主催する 「韓国 IT EXPO 2021 」がオンラインで開催されました。「韓国 IT EXPO」は韓国の中小企業のソフトウェアを日本に紹介、両国の技術交流活性化のために定期的に開かれる博覧会で、今回は、特別に「韓国の実例から見えるスマートシティの在り方」をテーマに登壇させて頂きました。

 

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「England Department of Transport Report」によると2050年までに世界の人口の68%が都市コミュニティに住むようになり、障害者の数は15%に当たる約9万人にのぼると想定されています。このように、将来には移動に不便を感じる人々が多くなり、それを解決するためには、今から発生可能性のある問題に対して取り組む必要があると思います。

 

今回セミナーでは「韓国の実例から見えるスマートシティーの在り方」というテーマで私たちが提唱する「移動の自由」について発表させていただきました。そして、「移動の自由」を実装するために必要なソリューションとしてコネクテッドカーセキュリティ会社であるAUTOCRYPTアウトクリプト)のサービスを紹介させて頂きました。皆さんには、このセミナーを通じて都市に住むすべての方に「移動の自由」が保障される社会、そして真の意味の「スマートシティーについて一度考えてみるきっかけになることを望んでおります。

 

様々な国や自治体で実験しているスマートシティーの中でも、障害者、車いすの利用者、高齢者、妊婦の方など、いわゆる「交通弱者」の移動の不便を解決するために、私たちが注目したのはDRTという概念を適用した二つのサービスでした。

 

ここで、「DRT」について説明したいと思います!DRTは需要応答型交通システム(Demand Responsive Transportの略語)であり、利用者の需要に応じて路線およびタイムテーブルを変更して運行する交通システムのことです。言い換えると、従来の公共交通を利用する方法ではなく、乗客が自分で時間や場所を決めて公共交通を利用するシステムとなります。車両と乗る場所を乗客の状況に合わせるシステムなので、障害のある利用者にも手軽に利用できるサービスになります。

 

それでは実際にDRTというシステムを適用した二つのサービスを説明します。それぞれ「移動の自由」アクセス、「移動の自由」マップです。これらサービスは韓国の釜山とヨイドで事業運用されたことがあり、特に「移動の自由」アクセスは4ヶ月の事業期間で約12,000件、リピーター意向率95%を達成しました。では、各サービスについて簡単に内容を説明したいと思います。

 

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一つ目、「移動の自由」アクセスです。障害者、車いすの方のための移動手段・交通手段としてAutoCryptのFMS(Fleet Management System)を基盤としたバリアフリーのDRTサービスです。利用者向けにカスタマイズされた車両、乗客の利用時間、場所のデータに基づき最適なドライバーと車の手配システムで移動の自由を提供します。

 

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二つ目、バリアフリーのナビーとバリアフリーのツアーガイドのアプリマップサービス、「移動の自由」マップです。このサービスはAutoCryptのFMS(Fleet Management System)を基盤とした利用者参加型マップであり、利用者からデータを収取し、学習を行い進化するサービスです。バリアのない経路を案内したり、近くにある電動車いす充電ステーションを探すことができます。

 

この2つのサービスだけでは、私たちが想像しているスマートシティーを造ることは難しいでしょう。しかし、すべての都市民に便利さを提供するためには、このような考え方も必要ではないでしょうか。

 

最後に、オンラインで開かれたことにもかかわらず、 多くの方々が参加して頂き、私たちの提案について好評を頂きました。本当にありがとうございます!!

また、皆様にお会いできることを楽しみにしています。

 

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